December 05, 2004
人のセックスを笑うな
この2週間ほど読みたくて読みたくて、なのにまだ読んでない本。「人のセックスを笑うな」(山崎 ナオコーラ)。
19歳のオレと39歳のユリ。歳の離れたふたりの危うい恋の行方は? 年上の女性との恋愛をまったく新しい文体で描いたせつなさ100%の恋愛小説。全選考委員がその才能を絶賛した第41回文藝賞受賞作!
何に惹かれるって、高橋源一郎さんが手放しに評価してるのが興味惹かれます。
「この作品について書くべきことはほとんどない。わたしは読んでいて、ひたすら楽しかった。」
もちろん題名もとてもキャッチーですけどネ。読まなくちゃ読まなくちゃ。
December 11, 2004追記
「人のセックスを笑うな」(山崎 ナオコーラ)を買って読みました。
高橋源一郎さんの手放しの評価は、何となくわかる気がしました。きっとひたすらニヤニヤしながら読んだのではないでしょうか。少なくともぼくは全編ニヤニヤしながら読んじゃいました。「まったく新しい文体」も「せつなさ100%」も「才能を絶賛」もぼくには違和感ありましたが、そんなことはどうでもよくて読んでてニヤニヤ。
彼の料理は純粋においしく、「ごはんって楽しい」としみじみ思わせられた。
塩分が舌に当たって、ちりっとして快感に繋がるなんて、生命の神秘だ。
ひとのキモチ、つまり脳の機能のひとつがどんなふうに働いているのか、この作者はよく考えようとしているカンジがしましたヨ。恋も愛もキモチは脳という身体の器官の機能の一部。自分のキモチや相手のキモチをモデル化する働きもそう。何かが入ってきて何かが出てゆく、構成要素はどんどん変わっていきながらどこかにしばらく変わらず残るパターン。これが生命や結婚や恋愛関係とか他のありとあらゆる組織の本質。
装幀の写真は佐内正史さんです。
投稿者 yam : December 5, 2004 03:16 PM
