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November 01, 2004

Designing with web standards

Get FirefoxFirefox 1.0のリリースをきっかけに第二次ブラウザ戦争勃発か、などと一部で騒がれているようです。戦争は嫌ですが技術のこういう競争はいいですね。何事につけ独占状態は弊害が大きいですから。

Microsoftによる独占が世の中を住みにくくしていることとは別に、Firefoxに頑張ってほしいと願う理由は他にもあります。なぜって、少なくとも現状のInternet Explorerは、あまりにもweb標準を軽視しすぎだからです。そしてIEしか知らないなかば素人のような業者さんが、WebサイトやWebアプリケーションを開発していて、これは本当に不本意な状況です。こういう業者さんの作るサイトは、JavaScriptでダイアログウィンドウもどきをポップアップさせて「Internet Explorerバージョンいくつを使ってください」とか表示してきます。表示だけならまだしも「対応ブラウザ」とやら以外からは使わせないようにわざわざ細工を施したりしています。それでいて、コンテンツそのものは本来なら別段特別な機能は必要としないはずの普通のthinクライアントなのですから設計のセンスを疑います。アクセシビリティもユーザビリティもセキュリティもあったものではありません。

今度のブラウザ戦争がもし起こるのであれば、第一次ブラウザ戦争のときとは違って片方の陣営は「Web標準」の尊重を標榜しています。片方の陣営というのは、つまりFirefoxやMozillaのMozillaプロジェクト(Gekko)と、Opera、そして、Safariや KonquerorなどのkHTML系といった、いわゆる「モダンブラウザ」群ですね。由来も立場も違う複数のプロジェクトが、Web標準をよりどころにそれぞれ独自性を持った実装の開発でしのぎを削っているわけで、これはとても好感の持てる状況です。頑張ってほしいなー、と素直に思います。

金をとって仕事してる業者さんはプロなわけですから、まずはモダンブラウザで動作確認しながらWeb標準を活用した開発プロセスを実践して、その後でIE用の調整(パッチ)を当てるような順番で開発してほしいと思います。

そんなわけでぼくも最近ひさびさに自分の手でXHTMLとCSSをいじってますので、「Designing with web standards―XHTML+CSSを中心とした「Web標準」によるデザインの実践」でも買って読もうと思います。

投稿者 yam : November 1, 2004 12:10 AM